吉川:おはようございますー。今日もよろしくお願いします!
ミマキ:宜しくおねがいします。
吉川:そしたら今日のお題をお願いしたいんですが、今日のお題はなんでしょう?
新社会人、新しい挑戦に不安
ミマキ:はい。何回か前に、主婦・ママの方を集めていろいろ話をしてみたという話をしたと思うんですけど。
吉川:ありましたねぇ→【子供が言うこと聞かないママへ】「ちゃんと」「しっかり」の落とし穴
ミマキ:今回は、新社会人と就活している子達を集めて、またざっくばらんに喋ってみました。
吉川:なるほど。前回は主婦の会ということで、ミマキさんは主婦じゃないですか?
ミマキ:そうですね。
吉川:でも就活・新社会人という属性はミマキさんにはないと思うんですが、なんで開こうと思ったんですか?
ミマキ:なんとなく思ったから(笑)いや、私達のサービスを受けてくださっている方の中で「この人達会わせたらもっと相乗効果じゃないかなぁ」って思って。
吉川:「やってみよう!科学実験!」みたいな?
ミマキ:そうですね(笑)私の発想ってよくわかんない思いつきみたいなの多いので。
吉川:前回の主婦の会でも「面白い事が出るんじゃないか?」というキーワードは出ていましたね。
ミマキ:そうですね〜基本あんまり考えていないので
吉川:閃きですね。さすがハカセ(笑)実際、何時間くらい話したんですか?
ミマキ:1時間〜1時間半くらい、4名で喋りました。
吉川:どんな話題が出たんですか?
ミマキ:社会人長く続けている方は、なくした、というか忘れている感覚が出てましたね。学生から社会人になるって、みんなその道を通るんだけど、かなり変わるじゃないですか。
吉川:変わりますねぇ。
ミマキ:更に社会人の道を走り慣れてる人の中に入っていなきゃいけない状態なんですよね。だから、自分に対する劣等感とか否定感、「ほんとにできるのか」という不安感とかが出ていました。
吉川:なるほど〜
ネガもポジも「隠しているだけで」どちらも感情も感じている
ミマキ:その中で不安を感じずにポジティブになる人と、不安を感じてネガティブになる人、どちらも居ると思うんですけど、どっちもあんまり変わらないんで。
吉川:というと?何が変わらないんですか?
ミマキ:やり慣れてないことに対して、不安だったり恐怖を感じたりしない人は普通いないと思ってるので。
吉川:なるほど。「感じている」という点に関してはポジティブもネガティブも変わらないですね。
ミマキ:そうです。ただポジティブに振っている人は、周りに片方を見せてなかったり、自分でも気づいていない事が多いです。「新しい新天地で頑張るぞ、おー!」みたいな感じでポジティブに捉えているけど、根っこは不安を隠すためというか、そうしたネガティブな感情も持ち合わせてるので。だって、初めてのことですから。
吉川:まぁそうですよね。そこは大切なポイントですね。参加者の方からもそうした話が出たんですか?
できないところを過大評価してできるところを過小評価する
ミマキ:そうですね。どちらかというとネガティブに振れているタイプの方々でしたが。
吉川:なるほど。どうでしたか?そこで話してみて。
ミマキ:共通であったのは、初めてばかりだとはいえ、全部が全部否定されているわけではないと思うんですよね。
吉川:ええ。
ミマキ:指導する側も、はじめからうまくいくとは思っていないと思うんですよ。
吉川:はいはい。
ミマキ:だけど、注意とかアドバイスされたことをすごく重く捉えすぎちゃって、「実はココできてるよ」とか「ここはいいね」って言われている部分は、質問しないと出てこないんですよね。
吉川:あぁ〜
ミマキ:いわゆるプラスの側面とマイナスの側面の両方が見れないんですよね。
吉川:確かにそうですね。じゃあ皆さん「ここが出来なかったんです〜」という話が多かったんですか?
ミマキ:そうですねー。「始めてみてどうですか?」って聞いたら、そっちの話ばかり(笑)
吉川:ありがちといえば、ありがちな話ですね。逆にミマキさんが質問すればポジティブな反応も返ってくるんですか?
ミマキ:質問すれば返ってきますね。「例えばそういう場面もありました」みたいな。話をすればこのように出てくるんですけど、「それを言われてどうだったの?」と聞くと「まだまだ全然出来ていないと思いました」みたいな感じで・・
吉川:なるほど。事実として言われてはいるけど、ポジティブな所を受け取っていないと?
ミマキ:そうです。それで指導として「ここ直したらいいんじゃない?」という点に関しては「こんなこと言われる自分はだめなんじゃないか・・」みたいに整理されているんですよね。
吉川:へぇ〜
ミマキ:褒められたことに関しては、自分の中でなかったことにして、アドバイスや指導に関しては「こんな事もできない俺なんて・・」みたいな感じでして。
吉川:あはは(笑)出来ないところは過大解釈して、できるところは過小評価すると。
ミマキ:そうですね。まぁ、日本の仕事の場面をきりとったときに、褒めるというか、そういう場面が少ないかもしれないですけど。
吉川:確かに。謙虚とか謙遜が美徳という所もありますし。
ミマキ:そうですね。それと事実を受け取らないのは、ちょっと違うとは思うんですけどね。
吉川:確かに。
ミマキ:「あ、この人からみたら自分こういう部分もあるんだな」というくらいは受け取ってみたらいいのに。
吉川:不思議ですね。出来ないところは相手の判断を受け取るのに、出来ているところは、そこを受け取らないっていう。「その話、私には関係ないです」みたいな。
「できないのが普通」を受け取るところから
ミマキ:そうですそうです。まぁ自分も社会人1年目の時を振り返ると確かにそうだったなぁと思いますね。わからないことだらけですし、一個やったタスクが抜けちゃったりとかが、普通といえば普通ですよね。
吉川:確かに。基本的には初めてやるわけですから、できるとかできないとかで言ったら、できないことが多いのは当然ですよね。
ミマキ:そうですよね。一発目で完璧になろうとしなくてもいいのに。野球を初めたばかりなのに、一回バット降っただけで、いきなりプロ野球のバッターボックス立てますか?って話ですよ。大げさに言うとそれくらいのギャップを抱えながら、働き出す人って多いんじゃないかな?と思います。
吉川:しかも能力は初心者なのに、意識はプロ野球選手みたいな感じですよね。「あ、プロだから打たなきゃ!」ってなってる。
ミマキ:そうそう。初心者で基礎もやっていない状態だから、物理的にプロ野球選手になるとか無理ですよね。
吉川:新入社員研修でもそういうこと言われちゃうんですけどね。「社会人になったから!」みたいな。
ミマキ:まぁ教える側も、新入社員の時の気持ちを忘れちゃうんですよね。その当時は必死だから振り返る間もないですし。自分が3,4年や10年同じ仕事をしていると、自分が新入社員だった時の新鮮な気持ちを覚えておくのは難しいですよね。
吉川:そうですね。
ミマキ:そうすると、新入社員やインターンの子に「何を教えたら成長するのか」という所のステップの幅が大きくなっちゃうので、そこのギャップがあるなぁと話聞いていて思いましたね。
吉川:なるほど。教える側も教えられる側も、一歩一歩ちゃんと階段登ってくるような枠組みを作れたらいいですね。
ミマキ:そうですね。それができたら、そりゃいいよねって話ですけど。
吉川:まぁ誰もやっていないですからね、その枠組みづくりは。
ミマキ:それを作っているのが私達の人間関係力診断で見えてくる、診断詳細でもありますよね。まぁでも参加してくださった方は「不安を口に出せてよかった」とか「同じような境遇に居る人達と話ができてよかった」みたいな話は出ていましたね。引き続きやって、どうやっていくのやら、という感じでした。
吉川:楽しみですね。では、今日は「新社会人の会を開いた」という話をいたしました。では、また次回もお楽しみに。ありがとうございました!
ミマキ:ありがとうございました〜
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