吉川:おはようございます。今日も宜しくおねがいします!
ミマキ:宜しくおねがいします。
吉川:早速ですが、今日のテーマはどんな形になりますでしょうか?
ミマキ:今日はですね、何かしら問題を解決していくにあたって「こういうのがあると、悩みが悩みじゃなくなってくる」きっかけになるような話をしようと思います。
吉川:「悩みを解決するための重要な要素」の話ですね。それがどうして今回のテーマにしようと思われたんですか?
「共感」と「解決」を同時にする
ミマキ:弊社の方で実験的にやっている企画がありまして。それは何かと言うと、弊社のサービスを受けてくださっている方々の話をきいていったときに、同じものを勉強しているという一つの共通の話題があるんですが、その共通の話題だけでなく、例えば学生なら「学生」、主婦なら「主婦」とか、その立場特有の悩みがどのカテゴリーでもあると思います。そのカテゴリー限定でお声がけして、実際に話をしてみたんです。
吉川:なるほど。
ミマキ:そしたらそれがとても良くて。「あるある!」みたいな。「悩んじゃうよね!それ!」みたいに話が盛り上がり、「悩んでいるのが自分だけじゃないんだ」という安心感とともに、一緒に勉強している共通言語で整理したり、対処したりすると、自分が思いつかなくても「私はここで勉強したことを、こうやって使っていますよ」みたいな話をされると、自分の悩みと相手の悩みがリンクするというか、共感と解決が同時に起こるみたなことが起こり、「これは面白いな」と思って。
吉川:あぁ〜
ミマキ:例えばこれで、お母さんと学生が話すのであれば、このような共感は起きにくいですよね。立場がわからないから、本質的に掘っていけば同じですけど、意識的に持っている悩みは違うので。そうすると、例えば本質から見るのが得意な人は、学生でも社会人でも社長さんでも「あ、自分と相手が違うところがここで、共通はここだな」と見えるので、誰と話していても応用できるんですけど、それはかなりハードルが高いです。
吉川:それはレベルが高そうですね。
ミマキ:でも、同じものを勉強していて、同じような立場の主婦やお母さんだと、悩みが似ているというか。本質的にも似ているし、立場的にも似ているという所で、すごく盛り上がるし、解決にも向かいますね。「あ、そうか」みたいな感じで、安心感とともに解決もできちゃうんだなという事がありました。
同じ立場だと共感しやすい上に悩みが近い。
吉川:さすがですね。そういう目的で設定されたんですか?
ミマキ:ぜんぜん?(笑)
吉川:(笑)
ミマキ:単純に面白そうだなって。たまたま私もお母さんになったし、お客様でお母さんが多くなったのもあって。きいていると、立場が同じだと悩んでいる事が、結構似ています。悩みが似ている割には解決しないので、「それはどういうことなんだろう?」と思っていたんです。
吉川:みんな悩んでいるんですね。
ミマキ:そうそう。でも悩んでいても解決しないメンバーだけで集まったら、ただの愚痴になっちゃうというか。吐き出すということやストレス発散になるかもしれないけど、日常になったらまた同じところで悩んでしまう、といったところが、いろいろ悩みながらも解決していこうという状態だと、なにか1人が言ったことがきっかけで「あ、こうすればいいのかも。今まで悩んでいたんだけど」みたいな事が起こるんだなぁと。
吉川:なるほどですね〜
ミマキ:まぁそこまでは考えていなかったです。
吉川:じゃあ、ある種、科学反応的に起きたっていう。
ミマキ:そうですそうです。「立場が同じ人たちで話したらどうなるんだろう?」みたいな。
吉川:なんか実験ぽいですね。
ミマキ:ええ。それで、私と吉川家と夫婦2組で会社をやっていますから、2人お母さんがいるわけなんですけど、なんか私は変わっているから、全然「あるある」が共感できなくて、全然一致が起きないんですよね。
吉川:ええええ。
ミマキ:でも、吉川家の奥さんの方が一般的で、いろいろ多くの人が悩んでいるような話を彼女から聞くし、彼女が解決していったっていうのもあるから、「これ使っていったら解決できるはずなのに、上手くいかないなぁ」というのもあって、だったら混ぜちゃえ、というのでやりましたね。
吉川:あぁ〜いいですね。
ミマキ:確かに、私と吉川家の奥さんである梨香さんも、お互いが今学び伝えていることを実践していくことで解決していったところがあるので、「その学びを、ここだけにとどめておく必要もなくない?」みたいな感じで、じゃあママ集めちゃえみたいに。
吉川:へぇ〜
ミマキ:もう一個は、新社会人を集めてやっているんですけど、新しい事に慣れるの必死なので、今はそれどころじゃない感じで、もう少し落ちつたら、やろうかなと思っています。
吉川:まぁ今は郷に入っている状態でしょうね。
ミマキ:ですね。それも、とても大事な経験だと思いますし、はじめのうちは、必要な事だと思います。だけど、ある期間が過ぎたら、そこも「働き始めって、こうだよね」「あるある」みたいなことをやると、もっと主婦の集まりと同じような事が起きるのかなぁと思っています。
悩みが悩みでなくなる瞬間とは?
吉川:なるほど。今回の話は先程仰っていましたけど、学んでいる共通の話題があって、それを解決したいという方が当然集まっているわけですが、カテゴリー(主婦・新社会人とか)分けすると、悩みの共通が取れて、更に1人の悩みじゃないという話と、先輩がどう解決していったかという話をしながら解決していくよと。
ミマキ:ええ。
吉川:実際、参加された方はどんな感じだったんですか?
ミマキ:女性って罪悪感とかをとても持ちやすいんです。なのでお母さんの眠い時間を削って片付けたいとか、子どもが寝ているうちに自分のやりたいことをやりたいとか、思う方多いじゃないですか。でも、体も疲れているから寝てしまうじゃないですか?
吉川:いや〜倒れますよね。
ミマキ:その時に「ヤバイ寝ちゃった」と一般的には思う人が多いと思うんですけど、それが「まぁいっか」みたいに急に切り替わって「おや?」みたいな。で、それが2人とも変わって「ん?」みたいな。(笑)それで、悩んでいるのって自分だけじゃないんだっていうことが分かるだけでも、「あるある〜」ってまずなって、「やっちゃうよね」ってなって、みんなで解決していこうってなると、責めてる時間が減るっていうか。
吉川:ご自身を責める時間が少なくなりそうですよね。
ミマキ:そうそう。逆に、そういった時間がなくて、一人でもんもんと考えると、寝てしまった事を責めちゃったりして、余計眠くならないし、睡眠の質も悪くなりますよね・・・(汗)
吉川:・・・(汗)で、疲れがピークに達して、結局、寝ちゃって自己否定してもう一回みたいな(苦笑)
ミマキ:そうそう。そんな感じでループしているのではないかと。でも、こうした共感と解決が同時に起きる事で、悩みが悩みでなくなるなら、本当に良かったなと。
まとめ
吉川:いやぁ〜いいですね。実験してみると楽しいですね。今後も実験結果の報告もきいてみたいですね。
ミマキ:なんか、感想としてもいただいたんですけど、「愚痴じゃなくて、解決に向かって話せるのがすごいいいです〜」みたいなことを言ってくださって。
吉川:あぁ〜
ミマキ:確かに、みたいな。
吉川:なるほど。そうですよね。吐き出すことは始めに必要だと思いますけど、吐き出して収集つかなくなるのも、、、
ミマキ:片付けと同じですよね。出しっぱなしでバラバラとあったら、もう大惨事ですからね。。ちゃんと収納をもう一回しないといけないので。まぁそれでいうと、この場って収納のイメージがわかりやすいかもしれませんね。まずは出さないといけないですけど、ある程度出せるようになったら、収納が上手い人から収納の仕方を教えてもらうようになったりとか、「こういう区切り方もいいんじゃない」「こういう風に収納できるよ」とかいう話を交換できると、やっぱり人が違うといろんな人が、1人じゃ考えられない発想を誰かが持っているので、そういうのをミックスすると面白いよねというのを後から思いました。
吉川:まぁ、実験の成果ということですかね。仮説は「面白くなるんじゃないか」というわけだったんですが(笑)
ミマキ:すごいざっくりですよね(笑)
吉川:まぁ、そこから一つの効果が出たという話でしたね。ありがとうございました。じゃあ今度もまた実験結果みたいな話も、披露しつついきたいと思います。では今日はこんな所で。ありがとうございました!
ミマキ:ありがとうございました!
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