吉川:おはようございます!今日も楽しくいきたいと思います。よろしくおねがいします。
ミマキ:お願いします〜
吉川:では、今日のお題をお願いします。
ミマキ:はい。ざっくり言うと、「せっかくいいことを習ったのに、なかなかそれを活かせないのはどうして?」というテーマです。
吉川:なるほど。なかなかそれを活かせないというのは、どういったイメージでしょう?
ミマキ:本当に必要な場面で、習ったことを活かせないということですね。
吉川:あ〜それ、よくある話ですよね。では、その話題でいきたいと思います。なにか、このことに対する具体的な事例があったんですか?
ミマキ:グループでダイアログをすることがあるんですが、その1人が「グループでは素晴らしい発言している彼が、どうして日常に戻るとこんなポイントで悩んでいるんだろう?」ということがあったんです。それで、これはなんでだろう?と思いまして。
吉川:ほう。グループ学習のときは学んでいる内容を理解していたと思ったんだけど、1人になると、そうじゃない。あれ?みたいな状態ですか?
ミマキ:そうなんですよ。
変化が長続きしないのはどうして?
吉川:これ、どういうことなんでしょうね?
ミマキ:例えば、弊社のグループダイアログの流れは、宿題を与えて、それについて考えてきて、発表してもらうという流れなんです。
吉川:はい。
ミマキ:このテーマについて考えているときは、しっかりと考えているんですけど、そうじゃない時に全く別の思考で考えているんだなって。
吉川:あぁ〜ある程度お題を与えて、考えてくださいって言っているときは、学んだことをしっかりと学んで話ができるんだけど、お題がない状態の時に、考えていると・・あれ?みたいな。
ミマキ:そうですね。今までの考え方で考えているような気がして。習ったことを使っていないというか。そもそも使おうと思うまでの階段があるとは思うんですが。
吉川:はいはい。
ミマキ:そこが、繋がっていないというか。勉強したことと自分の悩みがうまく繋がらないんだなぁとすごく思いまして。
吉川:確かにそうですねぇ。ある種、勉強のようなセッティングがある場所でやれば、理解があるけど、そうじゃない場所、自らの日常生活などでは、元々の考えの方式・クセで動いてしまうということなんですね。
ミマキ:そうなんですよね。例えば、ダイエットとかの運動習慣。皆さんも経験あると思うんですけど、テレビとか、誰かが運動して痩せているのを見て「これ、よさそう!」と思って、運動を始めるじゃないですか?
吉川:ええ。
ミマキ:で、聞いた瞬間はMAXテンション高くて。そのテンションはもって3日みたいな(笑)
吉川:(笑)
ミマキ:大体3日とか1週間で、やめちゃうというのが一般的ですよね。
吉川:はいはい。
ミマキ:何がいいたいかと言うと、新しい考え方とかに触れると「自分と違うしやってみよう」とか「自分にも効くかもしれない」となって、一時的にテンションが上がるんですよね。
吉川:確かに。
ミマキ:だけど、それを続けるだけのモチベーションがなかなか保てない。「この運動を続けることで健康に効果があるのか?」「本当にこれで痩せるんだろうか?」とかの考えが出てくるんですよね。
吉川:ええ、ええ。
ミマキ:痩せたとか健康になった実感値って、そうすぐにはこないじゃないですか?
吉川:そうですね。
考えの「古い習慣」は目に見えないから厄介
ミマキ:だから、例えばダイエットをする前なら、美味しいお菓子を食べている時間があったわけですから「あぁ、やっぱり甘い物美味しいから食べちゃおう」という感じで、誘惑というか「古い習慣」に流されちゃいますよね。
吉川:ええ。
ミマキ:元々、やっていたやり方のほうが慣れているから、「もう前のままでいいや!」って気持ちになって結局元々やり慣れている方を選んじゃうという事ってありませんか?
吉川:大いにありますね。。
ミマキ:ただ、運動とかそういうのだったら、途切れた瞬間が、目で分かるわけですよ。例えば「走るのをやめた日」「甘い物を食べちゃった日」という風に。でも、考えはいつ切り替わったのかがわからないんですよね!(汗)
吉川:確かに!
ミマキ:気付いたら考えが過去の習慣に戻っているんですけど、それをキャッチできないので、戻せないんです!
吉川:難しいですよね。行動だったら、行動した・しないという境目がありますけど、考えは「それをどう考えたか?」という違いが分からなくなっちゃいそうですよね。
1人でやらない。見てもらう相手を見つけよう
ミマキ:だから、うちの会社では、「自分の考え方とか、そういうものを変えようとするなら、絶対1人でやらないほうがいいですよ」と言うんです。
吉川:変えようとしていて、過去の習慣に戻っていることが、周りからは分かるんですよね(笑)なんかまた元に戻ってるな〜みたいな。
ミマキ:でも本人は無自覚なんですよね。「そんな馬鹿なこと言って〜」とか思われるかもしれませんが。
吉川:本当に無自覚ですね!
ミマキ:それは、周りに仲間がいて「それって、また古い習慣に戻ってるけど、どうする?」って方向性を一緒に話せると変化があると思います。1人でやり続けることは本当に難しいことだと感じますね。
吉川:本当にそうですねぇ。以前も、ミマキさんが髪の毛の話で「2ヶ月経つと、もう過去の習慣に戻ってます」なんて話をしていたと思うんですが、やっぱり1人で変わるという所や、普段から習慣化するのは本当に難しいですね。
ミマキ:難しいです。
吉川:より、本質的で根本的な部分の変化の話になってくると、本当に1人でやるのはやめたほうが良さそうですね。
ミマキ:無理だと思います(笑)裏を返せば、1人で過ごす時間って、すごく難しいし、大切だと思います。ずっと人の目があることが難しい人もいるかと思いますが、1人に戻ると、どうしても気付かないうちに慣れ親しんだところに戻っているので、1人の時間ってすごい大事だと感じます。
吉川:なるほど。
ミマキ:「人間、そこまで強くないから、そこまで律するのもどうなのかな?」って思ったりもするんですけど、1人の時間が多い人は、対策を取らないと、本当に変わりたいと思っているなら、変わるのは難しいと思いますね。
吉川:なるほど。本当に、誰か見てくれる人というか、サポートして声かけてくれる人とか、「ちょっと考え方変わってるよ」という風に言ってくれる人が身近にいれば変化があるかと思いますが、、1人の時間は重要ですし、難しいですね。
ミマキ:そんな感じです!
まとめ
吉川:この変化を1人で作れるというか、話って、我々もよく聞く話だなというか、よくみんな思っているなと思うので、外の力とか人の力を借りて変化をするのはすごく大切だなと思いましたね。
ミマキ:そうですね。根本的な話をすると、脳の機能的に人は、自分ひとりでできるって思っちゃうんですよね。自分の判断が絶対正しいという風に、無意識で思っているから、周りから言われたことを飲み込むこと自体がすごい難しいんですね。
吉川:そうですね。
ミマキ:それをちょっとずつ飲み込んでいくことを意識しないと、すごい頑なになるし、「自分でできる」「自分が正しい」という風になっていくので、そこもそういう風に影響しているとは思うんですけど、難しいですね。
吉川:いやぁ〜まずは1人で変化することは出来ないというところを知ることからスタートですね。
ミマキ:そうですね。でもそれが本当に分かったら100%変化するんですけどね(笑)
吉川:そうですね(笑)1人で変化することは出来ないということは、すなわちどう変化すればいいか分かっているという所なので、こうした経験が在る方多いと思いますけど、それ自体も変化のスタートだと捉えて、次に活かしていければいいですよね。
ミマキ:はい!
吉川:ということで、今回は以上になります。どうもありがとうございました!
ミマキ:ありがとうございました!
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