私が摂食障害を克服するまで〜社会人編〜

摂食障害克服の道のり。

こんにちわ!
カウンセラーの森山ミマキです(*^^*)

今回は、無事、理学療法士の国家資格をとり、理学療法士として、働き出してからのお話。

前回の大学時代のコラムはこちらから

高校時代からの夢であった「理学療法士」として、病院で働き始めた私。

ここでも「新しい環境に適応するのが苦手」という自分と葛藤しながら、少しずつ仕事を覚え、社会に職場に馴染もうと四苦八苦。

学生時代に比べて自分のことを考える時間はぐんと減り、日々、患者様のリハビリ計画をどうたてようか?と
新人の私に何が出来るのか?
仕事って何なのか?
と考える日々。

先に医療従事者として働いていた先輩や

人生の先輩でありながら、病気や障害を負ってしまったが故に、今までとは違う人生になってしまった葛藤と戦う患者様から学ぶ日々。

とにかく必死でした。

******

「病院での入院期間」
という限られた時間の中で、
病気や障害を機に、
今までとは違うからだ・こころとなってしまった患者様が
退院した後にその人らしく人生を送るには?
この期間の中で、
医療従事者として
理学療法士として
一人の人間として
何を提供し
患者様の退院後の人生に何が役に立つのか?
私と関わりがそもそも役にたつのか?
役に立たないのではないか?

そんなことを
毎日、毎日考えて
あっという間に過ぎていく時間。
そんなことを考えながら、1年ちょっとが過ぎた頃。

 

投薬治療をしながら、定期的に診療を受けにいっていた主治医の先生から一言。

 

「この病気になると、新しい環境、社会での適応が難しいこともあるけど、
一年、理学療法士として良く働いたね。
もう、投薬治療も通院もなくて大丈夫でしょう。
よく頑張ったね。」
(このことばは、私の場合で、摂食障害の方、すべての方がそうなのではありません。お間違えなく。)

 

「摂食障害」と診断を受けて、約10年。
24歳の6月。社会人2年目。

こうして、私は、「摂食障害を克服」した。
最後は割とあっけなかったとも思うが、
「もう私、摂食障害じゃないんだ」という
安堵と不安が入り混じったような複雑な気持ちになった事を覚えている。

******

今まで「あなたはこうです!=私の場合はあなたは摂食障害です!」と言われてきたもの。

それが突然、その瞬間から違うと言われる

結構、衝撃的。

どんな風に振舞って良いのか、なんだかとまどう気持ち。

でも、私には、ラッキーなことに「理学療法士」という資格があって、目の前には、摂食障害であろうとなかろうと待ってくれている患者様がいてくれました。

*******

リアルに鮮明にあなたも想像してみてください。
もし、あなたが、「もう、摂食障害じゃないよ。」
と主治医の先生に言われることを。

そんな時に、あなたは、
どんな自分になり、何をしたいですか?

摂食障害でなくなったら、食べる・食べないに縛られず、通院する時間も、薬を飲む時間も、今までのような悩む時間もいらなくなる。

今までとは違う時間の使い方、悩みの仕方をすることになる。
そのイメージがあなたにはありますか?

私があなたの立場で、今までとは全く違う時間の使い方や悩みの仕方のイメージがなかったら、どうして良いか分からなくて、不安で怖くなってしまうと思うのです。

だから、私は問いかけます。

あなたは、摂食障害ではなくなったら、どんな自分になって、何をしたいですか?

まずは、そんなあなたの摂食障害に縛られない未来をリアルに想像して欲しいのです。

******

摂食障害である今のあなたも愛して、次のステップに進みたい望むあなたと出会える事を楽しみしていますね(^ ^)

続きはこちら→摂食障害を克服してからの葛藤と現在。

 

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