初めまして。感情解放Labの西勝ミマキです。ホームページにご訪問頂きありがとうございます。
私は、14歳の時に摂食障害を発症し、24歳で病名が取れました。
その間、そして病名が取れた後も理学療法士として働きました。
29歳で結婚、そして現在、娘にも恵まれて、母親をしながら、おとなの親子関係のわだかまりを解放する、感情解放Labとしての仕事をやっております。
具体的には、1:1や1:2の定期ダイアログを通して、おとなの親子関係のわだかまりを持った方が、どのポイントにわだかまりを感じ、どう解放していのかのプロセスを、一緒に歩んでいます。
10代から現在に至るまで共通して持っていたテーマ:おとなの親子関係
私の家庭は、わかりやすい家庭崩壊のような事象もなく、ごく普通の家庭で育ったと思っています。
しかし、私は摂食障害になり、自分自身がいる意味を感じなくなるし、自殺企図などが止まりませんでした。
また、時には治療の一環で、親との交流を強制的に持つこともありました。
当時の記憶は、そんなに多くはないのですが、中学生の時のある記憶があります。
それは、「自分なんていなくても、親は気付かないんじゃないか?」とふと思って、夜、2階の部屋をよじ登り、屋根に登って座っていたことです。
すると下の方で「ミマキがいない!」と私を必死になって探している親の姿がありました。
その時に思いました。「あぁ、探すんだなぁ」と。
でも、そこで温かい気持ちになったわけでもなく、「意外だな」と感じた程度でした。
社会人になり、私は理学療法士という医療職につき、高齢者のリハビリの仕事をしていました。
リハビリを通して、自宅でも安心して行動できるようにするための協力をするのが、私達の仕事です。
しかし、そこで気付いたのは患者さんの身体機能だけでなく、もう一つ重要なポイントがあったことです。
それは、家族の受け入れ体制の如何によっては、身体機能がたとえ弱っていても帰宅可能になるという事でした。
結局の所、患者さんと家族の皆さんとの関係性が良好であればスムーズに事が進み、わだかまりを持ってこじれていると、進まない傾向がありました。
私が10代の頃から持っていた、「おとなの親子関係(当時は子供でしたが)」をより深めようと思った経験でした。
おとなの親子関係のわだかまりを解放するために
私自身がこのわだかまりを解放するために、ずっと問題に抱えていたのが「自分の感情が解放されない」という事でした。
私の場合は、罪悪感が消えなかったし、親に個人的な欲求を絶対に言ってはならないと、感情の歯止めをかけていました。
また、親の愛情を感じることができない自分を否定して、感じようと一生懸命になったり、逆にありのまま過ごそうとするなどしていました。
そんな中、出会ったのが、現在の仕事の元となる技術です。
自らそれを勉強して分かったことは「人間の機能的な問題があったこと」でした。
たとえ、一般的な家庭で育ったとしても、愛されていることを感じられない理由が、人間の機能的な限界を知ることで、ストンと腑に落ちました。
これを知ることで、親も悪くなければ、自分も悪くないことを知り、初めて感情の解放が始まりました。
いい意味で、悩んでいた自分が、どうでもよくなったのです。
そして現在、絶対にできないと思っていた結婚と出産をし、両親とも楽しく日々を過ごしています。
感情解放Labのコンセプトは「どんな人にでも価値がある」です。
そのことを客観的に理解するツールを通して、あなた自身が、わだかまりの解放に進めます。