吉川:みなさんこんにちは〜。ミマキハカセの相談部屋、ついに第10弾ですね!
ミマキ:わー!すごいですね。
吉川:ということで、今日も楽しくやっていきたいと思います。宜しくおねがいします!
ミマキ:はい、宜しくおねがいします!
吉川:早速ですが、今日はどんな内容でいきましょう?
ミマキ:いつもは「親子関係」をテーマにして話をしてきたりとか、私のホームページで載っている部分もあると思うんですけども、今回は「兄弟」も含めたところでちょっとお話をしようかと思います。
吉川:「親子+兄弟・姉妹」といったところですね。なんかそういったテーマにするきっかけがあったんですか?
ミマキ:そうですね〜兄弟でも性格が違ったり、兄弟のこういう性格が羨ましかったり、逆に「なんであんなことするんだろう」みたいなことがあったりとか。仲はいいけどちょっとここは〜とか、仲が悪いとかいろいろあると思うんですけど。
吉川:はい。
ミマキ:まぁ、そういう兄弟間の影響が、親子間の影響と同じくらいあるのではないかな〜という話をしていて、その影響を受けて、自分の人生やパーソナリティを形成しているので。そこを話してみたら面白いかなぁと思って。
吉川:なるほど、確かに同じ親に育てられていますけど、兄弟でものすごく性格的なのが一緒って、ないですよね。
3兄弟の場合は「白・黒・中間色」に分かれる
ミマキ:双子でも分かれますからね。むしろ真逆になるのが普通って言われていますよね。1人はおとなしくて、1人は活発みたいな。
吉川:あぁ、うちもそうですね。
ミマキ:おお。
吉川:僕は長男で、男3人なんですけど、真ん中がおとなしい。3番目はなんていうか・・上手?
ミマキ:笑。上2人の間をぬってきますよね。
吉川:そうそう。僕は活発で2番目の弟は寡黙。3番目は上手というか・・世渡り上手ですね。
ミマキ:3人兄弟あるあるですよね。
吉川:そうですね。それは確かに言われてみるとそうだなぁと思いますね。こういう活発・寡黙というのは、うちはそうなんですけど、他の兄弟も同じなんですか?
ミマキ:逆のパターンもありますよね?上のお子さんが親の言うことを聞いていて、2番目がやんちゃみたいなパターンもあると思います。それで、3番目はそこまで差はないでしょうけど、上に対して「大変だな」と思っているというか。3番目は3番目ならではの悩みがあるとは思うんですけど。
吉川:はいはい。
ミマキ:ひいて見てるというか、冷静な部分がありますよね。
吉川:そうそう。妙に大人というか。
ミマキ:ちょっと第一子・第二子からすると「お前ばっか可愛がられやがって!」とイラっとするというか(笑)そう思われるくらい上手ですよね。
吉川:上手ですよね。うち、子供も3人いるんですけど、まさに3番目がそうですね。初めて会った同世代の子とすぐに遊べるのは、一番下の子かなと。公園で会ったお姉ちゃんに遊んでもらうとか、いつの間にかその中で妹のポジションを取れるというか。そういうのがすごく上手ですね〜
ミマキ:「どこをくすぐると人が喜んでくれるのか?」を、見るセンスが育ちやすいのが3番目ですね。上に2人いると、白と黒が埋まっていたらグレーだよね?みたいに、中間が取れるのでいいですよね。4以上は複雑になりすぎちゃうので、またわからないですけど。
吉川:確かに。
ミマキ:でも一番最初の子供が親から受ける愛情によって、2番目は反対になって、3番目は中間を行く、みたいな。そういう風にざっくりとなりやすいですね。
吉川:なるほど。つまり、1番と2番は構造上っていうんですかね、白だったら黒、黒だったら白、という風に反対になりやすいと。
ミマキ:そうですそうです。
吉川:例えば、「活発だったらおとなしい」とか「おとなしいから活発」とかですよね?
ミマキ:そうです。後は勉強がお兄ちゃんができるから弟はスポーツとか。何かしら正反対の部分を持っています。特に同性だと顕著に出るかもしれないです。
吉川:確かにそうですね。性別が逆だと、少し複雑になるから違うところがありそうですね。
ミマキ:そうです。同じ性別だとキレイにぱっくり分かれる事が多いかと思います。
吉川:なるほど。兄弟の中で自分が何番目かで、親との関係性をどうするかの傾向が見えてくるんですかね?
ミマキ:出ますね〜数が増えれば増えるほど、グラデーションになってくるというか。黒・濃いグレー・薄いグレー・白みたいになっていきますね。
吉川:黒・黒・黒とかはないんですね?
ミマキ:それはないですね〜。存在として見てもらえないんで。親から見て目立つというか、気を引かないと生きていけないというのが小さい頃からあるから、違いを見せないといけないんですね。
吉川:なるほど。同じになると、言葉が悪いけど「いなくてもいい存在」になっちゃうということですかね?
なぜ同じ親なのに性格が違うのか?
ミマキ:そうです、そうです。それは脳の機能にもよるんです。脳って共通というよりは違いを比較するのが得意なので、それも影響していると思います。親からみたらうまく認識できないですよね。同じようですと。だからなるべくハッキリ分かるように、全く異なる部分を特徴として持ってきますね。もちろん似ている部分もありますけど、必ず違う部分というか、兄弟からしたら「なんでそれやるんだろう」とか「それ、できて羨ましいな」というのを絶対に持っていますね。
吉川:確かに。自分の例で言えば「なんでそれをやるんだろう」がすごいありますね。例えば女性の趣味とか、仕事で求めているポジション・役割も全然違うんですよね。完全に違っているので、よくわからないなぁと思っちゃいますね。
「絶対に嫌だ!」「すごく羨ましい!」を観察してみよう
吉川:今まで「親子関係」という部分で親と自分をみてきましたけど、兄弟という面も含めてみていくと、「どうして自分がそういう傾向になったのか」というのが、より見えてくるんですかね?
ミマキ:そうですね。あとは、さっき行った「絶対自分だったら選ばないな」とか「あんなふうに選べていいな、うらやましい」とか、どちらでもいいですけど、それについて理解したり、やってみたりすると、変わる部分があったり。
吉川:あ〜
ミマキ:例えば仲がとても悪い兄弟だったら、そこの「絶対ヤダ・絶対羨ましい」というのを自分の中に取り入れだすと、おそらくあなたとあなたの身の回りの関係性が変わると思いますよ。
吉川:ちょっと観察してみよう・・。
ミマキ:自分の思う「絶対」は、結構エネルギーがあるので。
吉川:ええ、ええ。
ミマキ:そこの絶対を柔らかくするとね。
吉川:いやーそれはまさに私にとってもすごい課題でもありますね。
ミマキ:兄弟じゃなくても、親で見るのも、自分の中身が知れるというか、自分の考えていることが知れるので、いいんじゃないかなと思いますけどね。
吉川:なるほど。ちょっと具体的に観察してみようと思います。
ミマキ:面白いと思いますよ。最初は嫌だと思いますが(笑)
吉川:いや〜本当に嫌ですけど、必要だと思います。自分も今、兄弟をみながら「絶対にやりたくない」ということにチャレンジしているところがすごいあるので。兄弟を見習おうかなぁ〜いや、いやだ(笑)
ミマキ:あ、私もそうだなぁ。。でも少しずつやっていきます。楽しくやるのは難しいけど、楽しくやるのがコツなので。
吉川:わかりました。ということで、今回は親子の関係性+兄弟の関係性という事でお話をさせていただきました。では、次回も宜しくおねがいします!
ミマキ:ありがとうございました!
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