企業戦士の男性が不安な感情をアウトプットできるようになるためには?

企業戦士の男性が不安な感情をアウトプットできるようになるためには?

吉川:こんにちは!この相談部屋も、第9弾らしいです。

ミマキ:宜しくおねがいします。

吉川:今日の相談、私からの相談なんですがよろしいでしょうか?

ミマキ:おお、どうぞ。

まだまだ「男性はこうあるべき」に縛られやすい風潮

吉川:私ですね〜不安な感情をアウトプットできないんです。

ミマキ:ほう。

吉川:私自身もそれはできないなぁと思っているんですけど、どうやら同世代の人もそうだし、30代ぐらいの男性になってくると・・いや、男性全般かもしれませんが。特に、仕事しっかりしてる人たち、普通に働いてる方たちに多いなぁみたいな。「不安な状態だ」とか「実はこう思ってるんです」とかが素直に出せない。

ミマキ:うんうん。

吉川:ていうかむしろ、「そんなこと思ってません」風に振る舞っている人がほとんどで。

ミマキ:はいはい。

吉川:私も、もれなくそれを振る舞うのは得意だったわけなんですけど(笑)ただ、なかなかその感情が引っかかって、仲良くなれないなぁみたいなことをちょっと悩んでおりまして、ぜひ相談してみたいなと思って、このお題を取り上げていただけたら嬉しいんですが。

ミマキ:はい、わかりました。

吉川:宜しくおねがいします。

ミマキ:そうですね。今どう話そうかなって今聴きながら思ってたんですけど、、男性って感情について疎いというか、蓋をするというか。女性はどちらかというと感情をコントロールできないという悩みが多いかと思うんですけど。

吉川:確かに。

ミマキ:男性は何か「感情なんてありますか?それ美味しいの?」みたいな風になっていて。

吉川:多いですね〜

ミマキ:それって、大きく言ってしまえば、「男性とはこうあるべきだ」みたいなものを脈々と受け継いでいる観点もあるし。

吉川:はいはい。

ミマキ:でも小さい頃は、そうは言っても感情は出るじゃないですか。「いやだー!」とか「えーっ」としますよね。でも女性は出し続けることができるけど、男性はどこかで蓋しちゃうパターンが多いですよね。

吉川:多いですね。

ミマキ:で、さっきも伝えたんですけど、「男性はこうあるべき」みたいな風潮で感情が出せなくなるのかなと。

吉川:なるほど。

感情を出すのはデメリットでしかないと思っている

ミマキ:あと、感情を出すことに対するメリットを感じない?

吉川:あ〜〜〜〜。これはかなりありますね。

ミマキ:「デメリットしかないじゃん」みたいな風に考えてる方が多いんじゃないかなと。

吉川:うんうん。すごいデメリットは挙げられます!(笑)

ミマキ:成功体験がない人が多いのかなと思いますね。

吉川:感情を出す成功体験!?僕の辞書にはどうも書いてないようですね。。

ミマキ:日本人の男性は特にないと思います。世界に目を向けてみると、男性も表現が豊かじゃないですか?

吉川:愛情表現もしますよね?

ミマキ:そうそう。でも日本の男性は「不安だ〜」とかネガティブな感情以外も表現しない傾向にあるので、その感情に対してデメリットを感じやすいなっていうのは思いますね。

吉川:なるほど。それはやっぱり日本人の男性文化みたいな感じで根付いている感じですかね?

ミマキ:すごくあると思います。感情を出さないのが当たり前なので、わからないですよね。

吉川:ええ。でも苦しいのは分かるんですよ?嫌なことがあったりとか、期待したことがそうじゃなかったりとかする時って、ドキってするんですよね。それで「うっわー」となって世界が灰色になるみたいな感覚はあるんですけど。

ミマキ:うんうん。

吉川:その瞬間から思考が働きだして、「これをどう解釈しようか」「これをどう分解しようか」みたいな感覚が「わー」って出てくるんですよ。それで一旦落ち着かせるんですけど、「何か違うよなぁ」「なんか変だなー」「モヤモヤが消えているようで全然消えてねぇなぁ」みたいな感覚があります。

ミマキ:なるほど。お話聞いていると、その感覚がまだある方が、軽症だと思います(笑)

吉川:おお、だいぶ正常に戻ってきたんですかね(笑)確かに昔は、感情についても「それっておいしいの?」って言うまさにその状態で、相談の対象にも上がらないレベルで、空気のように消えていくみたいな感じでしたからね。

ミマキ:だからおそらく、心の中では感情を出す人を見ると「アイツバカだな」とか、すごい下に見ているというか、馬鹿にしているのは無意識的にはあると思うんですけど。小さい頃に遡ると、感情を出すことの成功体験がないんでしょうね。

吉川:まさにそうですね。言葉は正しいかどうか分からないですけど、「(感情を出すのは)みっともない」みたいな感じがあります。

ミマキ:あ〜ありますよね。日本の男性ってね。黙って背中を見せて、黙々といくのが美徳だみたいな。

吉川:まさに。それがこじらせると、「頭で全部判断できるのはかっこいい」みたいな感じなっちゃうんですよね(笑)

4象限に分けて考えてみる。

ミマキ:まぁ一長一短なんで、それのいい所もあるんですけど、それのいい所があるからやり続けていると思うんですね。

吉川:逆に言えばそうですよね。

ミマキ:だから方法は2つあって。今の自分の感情を蓋している事のメリットを考えてみることと、感情を出すことに対するデメリットを考えてみる2つですね。

吉川:なんかドキドキしてきました。。

ミマキ:(笑)まぁ逆も然りですよね。今やっていることのデメリットを考えてみることと、感情を出すことのメリットを考えると、もっと柔軟に対応できるかと思います。つまり4つですね。

吉川:うわ〜・・そうですね・・

ミマキ:そうなんですよ(笑)

吉川:なんかムズムズします。。おそらく良い提案なんだという感じがします。

ミマキ:これを読んでくださってる方はおそらく、そういうことになにか思って読んでくださっていると思うので、4つを考えやすいところから考えてみると、そこに偏っているんだなっていうことが理解できると思います。

吉川:僕は今1番その4つの中で響いたのは、感情を出すことのメリットですね。これ、(メリットが)わかってるんですけど言いたくない。ていうのが考えで出てきました。

ミマキ:それは、なぜ?みっともないということですか?

吉川:セットでみっともないがついてくるので、「メリットを言うのもみっともない」って言うのがついてくるので、どうやら偏っているポイントはそこらしいです。

ミマキ:なるほど。でも男性共感するんじゃないですかね?「みっともない」とか「これやってなんの意味があるの?」とかね。

吉川:あ〜ありますあります。

ミマキ:まぁ、そういう人で結婚されているなら、奥さんは大体感情的だと思いますけどね。そういう関係性になるので。

吉川:つーーー・・(笑)それは100%あってますね。なるほど。今思いついたんで言うんですけど、「どんだけいい格好したいんだ」って思いましたね。いや〜自分でいうと嫌だこれ!

年齢を重ねれば重ねるほど弱いところを受け入れるのがカッコいい

ミマキ:でもそれを言っちゃえる男性の方が格好いいんですよ。更に言えば年を取れば取るほどそういう傾向になるかもしれない。若い子は格好つけている男性でもかっこいいかもしれないですけど。まぁ、これも個人的な意見ですけど(笑)

吉川:なるほど。そうですね。僕の世代(よしけんは40代)では、もうどんどん残念になっていくのが目に見えます(笑)

ミマキ:でも30半ばとかすぎると、弱いところを自分で受け入れている人の方がかっこいいんだと思います。

吉川:いや〜これは課題ですね。

ミマキ:改めて男性の話を聞くと、格好つけないことがすごく難しい、こと女性になると特に難しいですね。格好つけていたいというのが、どうしても無意識的に出ちゃうのがあるので、それも場所を選ばないといけないとは思うんですけど、男性同士で、不安を建設的に吐露できるというかもうできるというか、共感しあえるみたいなのができるいいですよね。「自分だけが悩んでいるんじゃないんだ」となると、男性も女性も安心感が生まれるので。それで向き合えるようになるんじゃないかなと思いますね。

吉川:そういう場があるといいですね。

ミマキ:日本人ってそういう所があるかもしれないですけど、不安になっちゃいけないとか、完璧でいなきゃいけないとか、そういうのがすごい多いと思うんですよ。

吉川:先程言われた中で、特に女性の前と年下の男性に対して、格好つけていたいというのが、かなり出ますねえー。

ミマキ:それが自分だけが苦しんでいるだけじゃないというか、そういうのを共有できるといいのかなって言う感じがします。なんか真剣に悩んでいる人ほど、自分だけが悩んでいるって思っているので。

吉川:共有できるイメージもないし、そもそもアウトプットしたこともないですしね。共感する人がいるかいないかも分かんないですね。

ミマキ:まぁ根深い部分ではみんなそうなんでしょうけど。「そんな完璧にならないでもいいんだな」みたいな安心感というか。

吉川:なるほど。

ミマキ:そういう感情をつかって、人を引っ張っちゃう人もいるので、それはまた別でしょうけど。それはまた感情を出すことのメリットを感じている人ですよね。そういう人はまた逆ですよね。自分のやるべきことを黙々とやればいいんですけど。まぁ、もといしまして。

吉川:そのテーマは、またおいおい(笑)

まとめ

ミマキ:吉川さんみたいな自分の感情を出せないとか、「そういうのを出すとみっともない」とか、「こんなことを出してなんになるの?」という方は、ただ吐露できるというか、そういう場所を見つけると、いいんじゃないかなと思います。

吉川:わかりました!ありがとうございます。ぜひやってみようかなと。

ミマキ:あ、それやってみたら記事にするのもありですね。

吉川:お、ドキドキしてきた。まぁ実践して自分で身につけていきたいとは思っていますので、ぜひチャレンジしてみたいと思います。

ミマキ:はーい!

吉川:今日は相談に乗っていただきありがとうございました!9回目は、「私が感情をアウトプットできない」ということについて相談させていただきました。

ミマキ:はい。いや〜でも日本の男性は感情をうまく吐き出せるようになると、すごく素敵になると思いますし、必要だと思います。

吉川:また宜しくおねがいします!今日はありがとうございました!

ミマキ:ありがとうございましたー!

 

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