吉川:みなさん、こんにちは!
ミマキ:こんにちは〜
吉川:今日も始めてまいります。では、今日のテーマは、なんでしょう?
ミマキ:この前は、「物質的安心」と「精神的安心」という「安心」をキーワードにやりましたけど、今回は「物質的健康」と「肉体的健康」という「健康」をテーマにやりたいと思います。
吉川:なるほど。健康ですね。ちなみに、前回は物質的安心と精神的安心というふうにやったんですが、今回のテーマはどういう繋がりから出てきたんでしょうか?
ミマキ:またですねー、お客様と話をする中で、「たしかにね、やっぱりくっついて考えがちだよね」という話でして。
肉体的健康と精神的健康のバランスをとること
ミマキ:これも結論から言うと、分けて考えた方がいいよという話なんですけど。
吉川:前回もそういう話でしたよね。
ミマキ:関連はあるんだけど、お互いに十分条件ではあるので、分けて考えないと、どちらにせよ、どちらかに持っていかれるので・・
吉川:例えば、精神的健康ばかりをあげようとして、肉体的健康をおろそかにしたり、逆も然りという事ですかね?
ミマキ:そうですそうです。他には、肉体的に疲れているだけなのに、精神的にも参っていると勝手に感じてしまったりとか。
吉川:なるほど。関連もあるけど、別にみるということでもあるんですね。
ミマキ:そうそう。
肉体的健康・精神的健康のバランスをどのように捉えればいいの?
吉川:じゃあ1つずつ見ていきましょうか。まず肉体的健康はどういうふうに見ればいいんですか?
ミマキ:そうですね。今、医療現場は西洋医学がメインではあるので、そういう数値というのが1つだし、単純に運動しているか?というのも1つですね。身体の健康を測る指標が世の中にはたくさんあるので、数値で測れるものによって、自分の健康状態がどうか?というのをみるというのがベーシックになってくるんじゃないですかね?
吉川:なるほど、なるほど。ではもう1つの「精神的健康」についてはどうでしょうか?
ミマキ:その数値をどういうふうにみるのか?という話でもあるんですけど、例えば血圧でも「どこからどこまでの間の数値であれば健康だ」という指標がありますよね。
吉川:ありますね。
ミマキ:その際に、「ここの間に保たないと私は健康ではいられない!」という人と「ちょっと外れてもいいけど、まぁ気持ちを穏やかに過ごそう」と思っている人と、どっちが生きやすそうですか?という話になるんですけど。笑
吉川:それは後者ですねぇ、明らかに。
ミマキ:そうですよね。そうなると、肉体的健康を保とうとするあまりに、精神的にストイックになりすぎて、自分を追い詰めるということになりかねないんですよね。
吉川:確かに、なんか矛盾している感じになりますね。
ミマキ:そうなんです。「病は気から」という単語もあるくらいで、気持ちの持ち方とかが大事ですよね。それを、どのように力みすぎないでやるか?という所がポイントなんです。
吉川:なるほど、関連していそうですねぇ。今の話を聞くと、例えば血圧が上が80から120くらいですかね?その間にあると健康ですよという話がありました。それが肉体的健康ですよね。その上で、実際に数値を測って数値が出てきますと。でも「それを保たないと、私は健康じゃない」という気持ちに執着してしまうと。それにたくさん集中してしまった結果、なんか悪くなりそうですよね。
ミマキ:結構あるあるの話なんですけど。例えば、「健康になりたくてヨガをやりました→ヨガをやりすぎて腰を痛めました」というような、ストイックにやりすぎて身体を壊しちゃうなんていうのがたくさんあるんですね。
吉川:あぁ〜
ミマキ:あとは、食事療法とかも、身体に気をつけて「添加物とりません」となると、探すのも大変だし、それ以外は食べませんとなると、すっごい制約が増えそうじゃないですか。
吉川:確かに。増えそうですねぇ。
ミマキ:制約って多すぎると精神的には大きなストレスになりますよね。そうすると肉体的なところも持ってかれますので、バランスをとっていかないと崩れますよね。健康になりたかったのに病気になるなんていうのは普通にありますので。
吉川:確かに確かに。さっきの話を別の観点から捉えれば「本当は健康でいたいのに、健康でいたい気持ちが強すぎて病気になる」みたいな事ですよね。
ミマキ:そう。そういう矛盾が本当に起きるんですよ。なので、そのバランスを上手くとりましょうという話なんですけど。
吉川:なるほどですねぇ。
ミマキ:例えば、本当にストイックにやっている人は「私、健康に気をつけているので、飲み会も行きません。ファストフードも食べません」となると、人間関係も制約がかかってギクシャクしてきたりとか。
吉川:それは影響出てきそうですね。
ミマキ:そうではなくて、今日はファストフード食べちゃいました。明日はやめましょう、という風に濃淡を付けるようにすると、もう少しゆるい感じになりますよね。
吉川:うーん。
ミマキ:そうやって「ストイックに健康食品にこだわっている人よりも、ファストフードを食べたりとか、心にゆとりがある人の方が、健康なんですよ」という食事の専門家の方もいますし、私もそっち派です。
本当の健康は「健康を意識しない」こと
吉川:なるほどですね。本当の意味で健康な状態って「健康を意識しない」ことかもしれませんね。
ミマキ:それですね!呼吸のようにね。すでに空気があるから、というように、健康であるから、気にしないということですね。
吉川:そうそう、気にしない。でも、中々バランス取るの難しいですよね。
ミマキ:難しい!情報も多いですしね。「私この病気な気がする」とか思っちゃいますよね。
吉川:そうですよね。しかし不思議ですよね。「普段から健康に気を配っているから健康である」わけではないですもんね。配りすぎれば健康も害するよと。
ミマキ:そうそう。
吉川:それを簡単に言えば、健康であるかどうかというのは、肉体的な健康と精神的な健康の両面があるということを理解して、更に両面から見た時に、本当にそれが健康なのか?ということを、バランスをとってみていこうという事でしょうか?
ミマキ:はい。難しいけどね。
吉川:難しいですね。特に精神的な方はものすごく難しいですね。
ミマキ:それ(ストイックにやること)が当たり前だと思ってやっちゃうから、「バランスが取れていない」という自覚を持ちづらいですよね。
吉川:ストイックにやっている時に、自らがストイックにやっていることに気付けばいいですけど、他の方に声をかけてもらわないと分からないですよね。
ミマキ:そうそう。でも、聞けないんですよね。毎回「それあなた、ストイックにやりすぎよ」って言われても、ストイックな人って「いや、そんなことはない」ってなっちゃうので。笑
吉川:そうそう。
ミマキ:なので、「あ、私そうだな」と思う方は明日一旦おやすみしてくださればいいんですけど、たぶん「そんなことはない」という返事が返ってきそうだなと。笑
吉川:そうかもしれませんね。しかしこの領域はミマキさんの専門領域でもある感情の分野がかなり影響してきそうですよね。
ミマキ:そうですね。やっぱりストイックな方は、どうしても白黒ハッキリしたくなっちゃう方ですから、想いが強いので、できちゃうし、基準値が高いので・・・
吉川:ええ。
ミマキ:周りからみたらMAXなんですけど、自分からみたら「もっともっと」と思っているし気を抜いたらヤバイ、みたいな感じでやっちゃうので。
吉川:なるほど。
ミマキ:それは恐怖心だったり、罪悪感だったりとか、そういう人を動かしているのは感情なので、そこに強烈なエネルギー供給源があって、それに皆、突き動かされていますね。
吉川:なるほど。肉体的な健康も精神的な健康も、どちらも見てもらわないと分からないですね。プロに見てもらって健康を保てますよ、という話ですかね。
ミマキ:そうですね。予防とか、アンチエイジングとか、いろんな単語がありますけど、自分で出来る範囲とプロが出来る範囲がありますよね。アスリートとかもトレーナーがいるように、健康にもトレーナーをつけたほうが間違いなくいいですよね。
吉川:はい。
ミマキ:我流でやるのが、一番危ないというか、バランスを崩しかねませんよね。
吉川:トレーナーとして、私たちも感情のことをやっていますので、興味があればお問い合わせいただければと思います。ということで、本日は「肉体的な健康」と「精神的な健康」という話でした。ありがとうございました。
ミマキ:ありがとうございました!
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