まだ、このころは、私も両親も「摂食障害」になるなんて、微塵も思っていませんでした。
普通の小学生だったと思います。
ただ、小学校時代もほとんど記憶がないのですが、
親曰く、
自分の事はあまり話さない、大人の中にいる事が多い子だったとか。
自分の記憶の中の小学生の私は、学校の登下校を友達としたり、友達が家に泊まりにきたり、泊りにいったり、校庭で駆け回ったり、普通に遊んでいた記憶もおぼろげながらあります。
外で駆け回るのは好きでした。
友達にどう接して良いのか分からない事が増えてきたような「違和感」が出てきたのは、小学校5,6年生になったころだったかもしれません。
なぜ、そうなってしまったかの原因ははっきりとは分かりませんが、
相手との「違い」(たとえば、服装とか、髪型とか、体重とか、モテるとかモテないとか・・・)を感じだし、自分に劣等感が芽生え出していたのかもしれません。
一般的にも、思春期にさしかかり、他者との「相対比較」やこれが良い・悪いの判断はっきりと意識出来る事が増える時期でもありますよね。
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そんなこんなで、幼少期に色々ありながらも、無邪気にはしゃいでいる側面もあった私ですが、摂食障害を発症する中学時代に向けて、着々と時間は過ぎていきました。
記憶のない自分から、自分の中がどんどんぐちゃぐちゃになっていく自覚を持ちはじめます。
周りとの違いに違和感を覚え、人の中にいる事がどんどん苦痛になっていく。そんな時期にさしかかっていくのです。それでも、学校には行かなければならないし、なぜ、そんなことになるのか自分でも自覚がないので、両親に相談することもできません。そんな悶々とする日々の始まりでした。
続きはこちら→私が摂食障害を克服するまで 中学生編①
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